家づくりで「ベタ基礎」の土間(底の部分)は、家全体の荷重を地盤に伝える重要な役割をしていますが、意外と一般素人には分からない欠陥があることをぜひチェックしていただきたいのです。それは何か?
ベタ基礎の土間の厚さは15cm

背系図面で指定されている土間の厚みが15cm(150mm)確保されていないといけませんが、設計図面と実際基礎工事で基礎業者が施工するコンクリートの厚みが異なるということは少なくありません。
上記写真は、工事中雨が降った場合、雨水を基礎下に抜くためにコンクリートに開けた穴です。
基礎から手抜き工事
その穴で土間の厚さを計測したところ150mmのところ130mmしかありませんでした。基礎業者は材料のコンクリートをできるだけ少なくして、利益を出そうとしているのでこういった手抜き工事が発生してしまうのです。
なぜこういった手抜き工事になるのか
建築会社、工務店などが基礎業者にまかせっきりで品質管理(検査)をしていないため、こういった手抜き工事につながってしまうのです。
こういった失敗につながらないために、大事な家を作る上で、ぜひこちらを参考になさってください。
